品質管理
SCROLL
信頼される製品をお届けします
ユニオン合成では各工程で徹底した品質管理を行い、お客さまに信頼される製品をお届けいたしております。品質責任者に、IATF16949 審査員、VDA6.3 工程監査員の資格を保有し、日系カーメーカー、欧米カーメーカーの管理レベルを習得された自動車部品のスペシャリストを登用しております。
品質管理へ具体的な取り組み、品質保証体制などをご紹介します。
品質方針
- 当社は、顧客の信頼が得られる製品を提供し、かつ 社会に貢献するとともに、会社の永続的な発展を目指す。そのため、品質マネジメントシステム、顧客 及び 法規制に対する要求事項を満たし、品質マネジメントシステムの有効性を継続的に改善する。
- 品質方針を達成するために、クレームの撲滅と品質の安定を中心課題として、これを品質目標に展開し、その活動を定期的にレビューする。
- 当社は、全社員の知的レベルを常に向上させ、協力会社との互恵関係を保ち、業界第1級のエクセレントカンパニーを目指す。
開発・量産体制
当社の開発・量産体制ですが、営業プロセス→生産技術プロセス→購買プロセス→生産プロセスで構成され、各プロセスのつながり、連鎖、コミュニケーションを意識して、関連部門の英知を集結したモノづくりを実践しています
品質管理活動
ユニオン合成(株)は、品質優先がお客様の信頼を得る源と考え、
品質管理体制を整えてまいりました。
(ISO9000シリーズは、認証登録を完了しております。)
また、効果的な品質マネジメントシステム運用のために、
全従業員へのQC教育の徹底を図り、さらなる品質向上に取り組んでいます。
顧客設計フォローから製造、販売、アフターサービスにいたる全てのプロセスにおいて日々の改善を推進し、全てのお客様にご満足いただける「良い製品」をお届けして参ります。
生産工程
01金型の検証
各種樹脂に最適な鋼材の選定を行うとともに「鋼材証明書」を記録として保管しています。
02樹脂材料
熱可塑性樹脂そのものが、リサイクル性が高く環境に優しいものですが、環境影響物質の含有についても、樹脂メーカー発行の「環境負荷物質不含有証明」等を入手し、安全であることを確認しております。
03初期製品検証
温度管理された測定室で一定時間保管し、寸法が安定した状態の製品を測定検証しております。
技術部門との連携により、問題点の検出をスムーズに行うことで、早急な是正対応を行います。
測定機器
| 機械種別 | メーカ名 | 型式 | 仕様 | 台数 |
|---|---|---|---|---|
| CNC三次元座標測定機 | 東京精密製 | 1台 | ||
| 3Dスキャナ型三次元測定機 | キーエンス製 | 1台 | ||
| 表面粗さ・輪郭形状複合測定機 | 東京精密製 | 1台 | ||
| 真円度測定器 | 東京精密製 | 1台 | ||
| 画像寸法測定器 | キーエンス製 | IM-6700 | 1台 | |
| 分光測色計 | コニカミノルタ製 | CM-700d | 1台 | |
| 三次元画像寸法測定器 | キーエンス製 | LM-X100 | 1台 | |
| ハイトゲージ・プッシュプルゲージ・ 硬度計など | その他 |
量産製造工程
当社では、未開封のヴァージン材と再利用材は、別の場所で保管しており、明瞭な識別管理体制をとっております。
入出庫及びロットの記録により、先入れ先出しトレーサビリティーは万全です。
着色バッチ等のブレンドについても記録しております。
樹脂には吸水するものもありますので、当社では除湿乾燥機を主に、作業基準に則り乾燥作業を行っております。
成形工程
自動化・省力化に積極的に取り組むとともに、成形機の監視モニター機能を活用し、安定した生産がおこなわれていることを確認しております。
製品検査
製品はお客様に届けられる前に全数検査を行っています。
検査員一人一人が、自分の検査した製品がお客様の信頼を左右するという意識のもと、集中して検査業務に従事しております。
検査室は、照度1200ルックス以上の明るい環境。専用治具等を用いた確実性のある検査作業を積極的に取り入れ検査作業を行っております。
出荷検査では、ロットごとに重要寸法部を測定し記録をとっております。
品質改善活動
ISO9001の品質管理目標に基づく持続的改善活動
期の始めに、製造部で品質管理目標を設定し、具体的行動指針に落とし込み、PDCAサイクルが展開されるように持続可能な改善活動を行っています。
品質会議時には、目標の達成状況について各部門より報告を行い、達成・未達の原因を精査しています。
改善を重ね、通期的な品質管理目標の達成に邁進しております。
品質パトロールの実施
製造現場にて「誰が作業しても同じ品質の製品が作れる」ことを目標に機械の操作手順や製品の工程管理方法をまとめた作業標準手順書を整備し、それに則った作業が行われているかどうか、定期的に品質パトロールを実施しています。
その際に発見された問題点や対策が行き届いていなかった点については、再度、品質管理目標のPDCAサイクルの中にフィードバックし、日々の品質改善活動に努めていきます。
品質保証体系図
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